モータースポーツを起点とした「もっといいクルマづくり」を実現したいという想いを抱き立ち上げた、豊田章男氏がチームオーナーを務めるレーシングチーム、ルーキーレーシングのコーポレートサイト。
プロダクトマネージャー兼WEBディレクターとして、新規でサイトを立ち上げました。
要件定義、UI/UX、情報設計、画面設計、デザイン、コーディング、テスト検証、リリースまでのすべての工程において、ディレクション、ハンドリング、クライアントとのコミュニケーションを担当しました。
体制:PL1人、PM兼WEBディレクター1人、デザイナー1人、フロントエンド3名、バックエンド2名
XやインスタグラムなどのSNSアカウントはあるが、お客様がオフィシャルで情報を発信する場やメディア様やお客様がお問い合わせする場がないので、公式サイトを作成したい。
情報発信がSNSだと限られる。具体的には、各種参戦しているレース日程が定期的に見れる場がないので、各レースの公式サイトからでないと見れない。また、レースレポートや各種企業として発信したい情報もSNSだと流れてしまう。そして、多くのスポンサー様の上で成り立っているレースチームではあるので、その方たちの認知をしてもらう場がない。
参戦レース日程や開催場所はユーザー様が定期的に知りたい内容なので、TOPページのMVに配置し、レースが終了する度に日付を変更し、最新の情報を取得できるようにしました。また、レースレポートや発信したい情報は専用の一覧ページ&詳細ページを設けました。一覧ページにおいては、2カラムでサムネイルも併せて表示させ、各種情報をタイトルと併せて確認しやすいような設計にしました。詳細ページはニュース情報とレースレポートで実現したい内容を踏まえてのテンプレートを作成し、両方の要件を満たす詳細ページの設計にしています。最後にスポンサーの認知については、スポンサー一覧ページ作成し、全スポンサー様のロゴを配置しました。
海外・日本の競合のサイトを調査した上で、レースチームという特徴を活かし、マシンやドライバー、コースを走っている写真を大きく、そして多く配置しました。テキストなどの情報量も必要最低限に留め、レーシングチームの世界観をユーザー様に認知してもらえるようにデザインを作成しました。また、進め方においては、お客様担当者側の確認期間に工数を割くことが多く、スケジュール調整も当初から4回程度行い、社内調整なども大変でしたが、都度進捗や情報をメンバー間で連携し、お客様の納得するサイトを作成することができました。