株式、投資信託、NISAや積立NISA、外貨などの商品を扱っている日興証券のサービスサイト。
WEBアナリストとして、月1回Adobe Analyticsを用いて、アクセスログ解析を行い、分析した定量結果を分析レポートとしてご提示しておりました。プロジェクトチームに、ディレクターもいるため、実施した施策の効果検証も併せて、集計し、改善に関する示唆をご提示していました。
体制:WEBアナリスト3名、WEBディレクター4名のうち、WEBアナリストとして、集計&分析、レポート作成を担当。
各商材のページの訪問数やユーザー数、離脱数&率、毎月の口座開設数などのの基礎数値、また各施策やキャンペーンの効果を分析し、よかった点、悪かった点をを把握しレポートとして提出。よりよいサイトにするために改善する。
お客様側のITリテラシーも高く、するどいツッコミもくるので、分析の知識だけでなく、アカウント知識が必要でした。また、レポーティングだけでなく、具体的な改善案を要求されるため、WEBアナリティクスのスキルとディレクターとしてのスキル及び知識が求められました。
サービスサイトの担当領域の部分をPC、SP両方確認し、各種商材、サービスをインプットしました。そのうえで疑問に思った点はメンバー間で議論し、解消されない部分は直接お客様にご質問をしました。また、担当領域と関連のあるサービスについても、サービス内容のインプットに努めていました。また、スコープが広いので基礎数値の集計はレポートビルダーで自動集計をし、効果測定の集計&分析&改善案の提案などに割く時間を多く確保できるように努めていました。
ただ集計し分析をするのではなく、ファクトをベースにユーザー視点から仮説を立て、検証するように心がけていました。企業側の思いとユーザーのニーズを踏まえて、主観的な結論ではなく、数値に基づいた理論で結論を出すようにしていました。